ある人と通話をした時のお話。
(どうしても忘れたくなかったので残しておこうと思って、放置していたサイトを稼働させました。色々問題あるけど、そこはまあ今はおいといて!)
この方とは今までお仕事でご一緒させていただいていたものの、直接お話をさせていただくのは初めて。
ちなみに、一度も会った事がない。
仕事で使うツール上の文字でしか、この方を知らない。
その内容だって、「お願いします!」→「ありがとうございました!」
ホント、大体この程度よ。笑
フルリモートワークという働き方
テレワークという働き方が浸透しだしてから、もうどんどん人と会わなくても仕事ができるようになってますよね。
これはもちろん業種によるんだけど、私がやっているwebを作る&運用するようなお仕事ではリモートワークが増えています。
ピンポイントデザインでは、完全なフルリモートワークです。
私自身が、たまに近所に住む関係者と一緒に食事に行く時くらいしかリアルで会ってない。笑
仕事をするお相手がどんな性格で、どんな容姿で(上半身とかzoomでは見てるけど)、どんな雰囲気を纏っているのかあまりわからないまま仕事が始まるのです。
リモートワークって大丈夫?
完全フルリモートですって話すと、今も驚かれたりします。
会った事ないの?
文字だけでやり取りできるの?
知らない人なのに信用できるの?
って。
答えとしては。
会った事ないけど、
お仕事相手の9割の方とは通話してから
仕事を始めています。
(通話なしの案件もあり)
通常は文字だけでやり取りしてます。
決めること・打ち合わせが必要な時だけ通話。
信用に関しては、小さな事からお互いに様子見つつ積み重ねています。
また、少しでも不穏な動きがある場合には、早めの警戒を心がけています。
リモートワークでも相手の事は読みとれる
相手を知るための情報が減っている訳なんだけど、それでも文字ベースのやり取りの回数を重ねていくと相手の人となりがわかってくるんですよね。
使う言葉、返答のタイミング、共感性の有無、それらをひっくるめて自分が心地良いと感じるかどうか。
自分と合うかどうか?って大体はこのあたりで判断していると思うんです。
これはリモートワークかどうかは関係ないですね。
さて。
脱線しちゃったけど、初めて会話をしたこの方(Aさんとします)、私にとって居心地の良い方でした。
いつも私の出す言葉に対する反応が良かったんですよ。
気持ちが良い!
人を喜ばせる言葉を知ってる人なんだな〜と。
人を喜ばせる事ができる人っていうのは『ピンポイントデザイン』の基盤だと思っています。
私の分析では、Aさんは人当たりがとても良く、人を繋げる潤滑油的存在であり、組織では要になる人。
だけど、それが悪く出てしまったら悪用されてしまう人だろうと見ていました。(人が良すぎると感じる)
そんなある時、Aさんが会社を辞めるという噂が入ってきました。
え?
何で?
Aさんいないとまずくない??
どうしても生の声が聞きたいと思い始める私。
相手の会社には悟られることなく、どうにかAさんとコンタクトを取りたい!
そんな想いから、初めての通話が叶ったのでした。
悪い予想が当たってしまった。良い人が冷遇される組織
Aさんからの話だと、具体的な事は書けないけど、入社後『約束が違う!』の連続だったと。
それでも、どうにか組織を変えたかった、でもできなかった。
「奥野さん、
ボクは会社を辞めたくはなかったんです。
ボクを慕ってくれているお客様がいる。
まだ終わっていない仕事もある。
このまま辞めたくはなかった。
でももうこれ以上は
・・・。」
この話、少ない話ではなく、他の方からも聞いた事あります。
私自身が泣かされたこともあるし、泣いてる人も見てきました。
だから、その時の無念さや、憤りは良くわかる。
んもう、めっちゃわかるよ!!怒
人が大事なのに忘れちゃう
将来、もしも私に傲慢さが芽生えて周囲の人に感謝ができなくなってしまったら。
ここに立ち返ってこれるように。
あんなに嫌な想いをしたのに、時間が経ったら忘れて私も似た事をしてしまうかもしれない。
Aさんとの会話で、薄れていた昔の思い出が色々と思い出されて。
あ〜、忘れちゃいけないな〜!と、もっかい噛み締めるのでした。
思い出させてくれてありがとうございました。
0件のコメント